医師の指示の下、適切な評価・問題点の抽出・目標設定を行い、様々な作業活動を用いて訓練を行います。また、一人ひとりに合わせた、食事・排泄・更衣・入浴・整容などの身の回りの動作の獲得・家事動作や仕事復帰を目指した訓練を行います。さらに、退院後の生活環境整備やご家族様・介護者への説明、福祉用具の選択を行い、質の高い生活を送れるように援助を行います。
手足・体幹の麻痺や筋力低下に対して、手芸や木工・ゲームなどを用いて、手先の細かな動きの獲得や筋力・バランス能力の向上を図ります。また、作業活動を通して、全身の持久力・耐久力の改善を図ります。
食事・排泄・更衣・入浴・整容などの実際の生活に必要な動作について、一人ひとりの状態に合わせて訓練を行います。
調理・掃除・外出・買い物などの家庭や社会生活を営む為の生活に関する動作の訓練を行います。
手足の麻痺の様な目に見える障害とは別に、生活に必要な時間・物の扱い方・周囲の状況の認識、物事の記憶、計算、動作の順序や方法を決定し遂行していくなどの能力(高次脳機能)を評価し、その能力の回復を促すとともに、損なわれた部分を補いながら、目的を果たせるように訓練を行います。
利き手に障害をもつ方に、箸の使用や書字など利き手交換する為の訓練を行います。
必要に応じて、どうしても行えない動作を可能にするための道具(自助具)の選択を行い、操作方法などの訓練を行います。
必要に応じて、ご家族様の方へ適切で効率的な介護方法を指導・説明を行います。
ご自宅でより安全で、より長くご家族様との生活が送れるよう、手すりの設置、段差の解消、福祉用具の導入などを行います。