当院では、正確な診断と病気の早期発見のために、最新の画像診断装置を導入し、放射線診断専門医が読影を行っています。いずれの検査もほとんど痛みはなく、スタッフが丁寧にサポートいたしますので、安心して受けていただけます。
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放射線科
専門医が行う、安全で信頼の画像診断
レントゲン検査
レントゲン検査(X線検査)は、胸部・腹部・骨などの状態を調べる、最も一般的な画像検査です。短時間で撮影でき、痛みもなく、外来診療から健診まで幅広く活用されています。
当院では、FDP(フラットパネルディテクタ)を導入しており、高画質で鮮明な画像を得られるとともに、必要最小限の放射線量で撮影を行い、安全性に十分配慮しています。
CT検査
当院では、80列マルチスライスCT(コンピュータ断層撮影)装置を導入し、身体の内部を立体的かつ鮮明に撮影することができます。頭部・胸部・腹部などの臓器や血管の状態を短時間で確認でき、がん・脳疾患・心疾患・肺疾患などの早期発見に役立ちます。
撮影は短時間で終了し、痛みを伴うことはほとんどありません。CT検査では放射線を使いますが、当院では最新の技術を活用し、検査に必要な最小限の放射線量で撮影を行っています。これにより、正確な診断画像を保ちながら、被ばくの低減に努めています。
検査内容や必要性については、医師が丁寧にご説明いたしますので、安心して受けていただけます。
MRI検査
当院では、最新のMRI(磁気共鳴画像診断装置)を導入し、脳・脊髄・関節・腹部臓器などを詳細に撮影することができます。MRI検査は、検査部位や内容にもよりますが、1回の撮影に約20〜30分程度かかります。CT検査と比べると少し時間は長くなりますが、放射線を使用しないため被ばくの心配がなく、安全に詳しい情報を得ることができます。検査はベッドに横になっていただくだけで、体の内部を多方向から画像化でき、病気の早期発見・診断に役立ちます。
MRI検査では強い磁石を使用するため、体内や体外に金属がある場合、検査を受けられないことがあります。心臓ペースメーカー・人工内耳・脳動脈クリップ・インプラント・刺青やアートメイクなどをお持ちの方は、必ず事前にお知らせください。安全に検査を行うため、スタッフが丁寧に確認いたします。
造影検査
CTやMRI検査では、病変をより正確に評価するために、必要に応じて「造影剤」を使用することがあります。造影剤を用いることで、腫瘍や炎症、血管の状態を鮮明に描出でき、診断の精度が高まります。
造影剤は一般的に安全性の高い薬剤ですが、まれにアレルギー反応や腎機能への影響が生じることがあります。当院では検査前に問診や血液検査を行い、安全を最優先に検査を実施しています。
他施設より紹介で来院される患者様へ
- ご予約された検査時間の30分前までには来院してください。
- 検査当日は当院で各検査の説明や注意事項に関して放射線医師及び検査担当スタッフがご説明いたします。
- 検査終了後に放射線医師による画像診断報告書と画像データ(CD-R)をお渡しいたしますので、紹介元医療機関へお返しいただき、結果の説明をお受けください。
医療機関向け画像診断検査のご案内
当院では、他の医療機関からの画像診断検査のご依頼をお受けしております。
可能な限り、検査当日に画像診断報告書を添えてお返しいたします。
検査をご希望される場合は、下記連絡先までご連絡ください。
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画像診断検査 |
検査部位 |
造影検査 |
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レントゲン |
全身 |
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CT |
頭頚部・胸部・腹部・骨盤・脊椎・上肢・大腿部~下肢など |
可能 |
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MRI |
頭頸部(MRA含む)・腹部・MRCP・骨盤・脊椎・上肢・大腿部~下肢など |
可能 |
画像診断検査予約先専用電話(MRI室直通)
医師
城戸 倫之
経歴:愛媛大学医学部卒業後、愛媛大学医学部付属病院にて初期臨床研修を修了。呉医療センター、四国がんセンタ−、済生会松山病院、愛媛大学医学部付属病院などで画像診断医として診療に従事。平成25年医学博士学位取得。平成28年UT Southwestern Medical Center留学。
資格:日本医学放射線診断専門医、検診マンモグラフィ読影認定医